鹿の子縞‐かのこじま‐(KK01sm-kk02.zip)
¥700
「縞(しま)」は幾何構成模様のひとつで、平行する線によって構成されます。
鹿が森の中で木漏れ日に同化するため、保護色として夏毛にみられる白い斑点に似ている絞り染めのことを「鹿の子絞(かのこしぼり)」といいます。?布地を指先や鉤針(かぎばり)を用いて少量つまみ、糸でくくって小さな円を連続して染め出すもので、その歴史は古く正倉院にもみられ、平安時代には纐纈(こうけち)・目結(めゆい)・目染(めぞめ)とも言われていました。
そのなかでも、絞りが四角形で生地に対し45度の角度で一面に並んだものは「疋田絞(ひったしぼり)」や「匹田絞(ひったしぼり)」とも呼ばれています。1尺(約38cm)横1列の中に粗めのものでも40粒、細かいものになると60もの粒が括られます。「疋・匹(ひき)」には二つが並ぶという意味があり、稲刈りが済んだ冬の「田」の稲の残りの部分に似ていることからこの名がついたという説があります。
江戸時代に贅沢の極みとして全盛期を迎え、あまりに手間がかかり高価だったため、幕府から贅沢を禁じる「奢侈禁止令(しゃしきんしれい)」の一環として1683年(天和3年)に「鹿の子法度(かのこはっと)」が出され、総絞りの着物が禁止されたほどです。
そのため、絞りの疋田を模して糊を使った「糊匹田(のりびった)」、筆で描く「描匹田(かきびった)」、型を使う「摺匹田(すりびった)」という技法が生まれました。これらは絞りのものと異なり凹凸がありませんが、後に凹凸をつける技法も開発され絞りの匹田と見分けのつかないものもあります。
通常綿糸で4回巻いて作るものを「疋田絞(ひったしぼり)」、絹糸で7回絞って最後の1回を根元で巻いて計8回巻いて作るのが「本疋田絞(ほんびったしぼり)」といいますが、現代では「疋田(ひった)」といえば型やシルクスクリーン、インクジェットなどで再現した「摺匹田(すりびった)」のことを指す場合もあります。
定義が曖昧な部分も多く、本帖ではデジタルデータで再現した文様のため、広義の意味である「鹿の子(かのこ)」と呼んでいます。「鹿の子絞(かのこしぼり)」ではございませんのでご注意ください。厳密には、鹿の子絞りで線柄を描くときに用いられる技法は「一目絞(ひとめしぼり)」といいます。
参考文献
小学館『日本大百科全書(ニッポニカ)』
平凡社『改訂新版世界大百科事典』
平凡社『百科事典マイペディア』
京都染織文化協会HP
京鹿の子絞振興協同組合HP
※高品質の文様をお客様に提供するよう努力しておりますが、文献などには諸説があります。そのため、最新性、正確性、有用性などを保証するものではなく、その内容により、お客様または第三者が被った損害につきましては、一切の責任を負いません。ご了承ください。
※こちらの商品はダウンロード販売です。(9668454 バイト)
【収録データ内容】下記の5点が同梱されています
●Pattern.jpg/A3サイズ程度・解像度350dpi・シームレス・アンチエイリアスなし
●Pattern.png/A3サイズ程度・解像度350dpi・シームレス・アンチエイリアスなし・背景透過
●Pattern.svg/シームレス・プレゼンテーション属性
●Swatch.jpg/50〜150mm程度・解像度350dpi・シームレス・アンチエイリアスなし
●Swatch.eps/Adobe Illustrator CS6以降対応・ベクタースウォッチ
無料サンプルはこちら▼
https://note.com/monyocho/n/nf5e8fda5b6af
【利用範囲】
加工自由/商用利用可/使用報告・申請不要/通常使用時クレジット表記不要
※素材が主役となる商品を販売する場合は表記が必要です(ライセンス購入時を除く)
複製禁止/二次配布禁止/AI学習禁止/商標・意匠登録禁止
詳しくはこちら▼
https://monyocho.theshop.jp/blog/2024/09/02/000000
クレジット表記不要ライセンス▼
https://monyocho.theshop.jp/items/132569470







